イラストレーターになろう!

イラストレーターのやりがい


イラストレーターのやりがいは、やはり「自分にしかできない仕事」という割合が大きいことだと思います。
まず、イラストの技術を習得するのに、ある程度の時間や労力が必要なので、この時点で、できる人間は限られてきます。
加えて、人間の絵には必ずクセが出てくるので、イラストレーターの中でも、よほど器用にタッチを使い分ける人をのぞけば「かわいい絵ならあの人」「ハードな絵ならあの人」というように、デザイン事務所や広告代理店の方々の間で、「お仕事の振り分け」ができてきます。
なので、お仕事の依頼をいただいた時も、その内容を見て「ああ、自分だから頼んでくれたんだ」ということが、わかることが多いです。もちろん、タッチなどが問われないお仕事(たとえば、説明図など)の時もありますが、その時も、「納期を守ってくれる」「要求通りの仕事をしてくれる」という信頼をしていただけたことがわかるので、それだけで嬉しくなります。
報酬は、正直なところ、普通のサラリーマンをやった方がよっぽどいいです。ですが、報酬には替えられないよろこびが、たくさんあるお仕事だと思います。