イラストレーターになろう!

イラストレーターの仕事の流れ


フリーのイラストレーターの仕事の流れは、下記のようになっています。

1.依頼をもらう
2.詳しい要望をもらう
3.サンプルを送る
4.制作に入る
5.修正、追加を行う

1.依頼をもらう
依頼がどんな風に来るかはさまざまです。いつもお世話になっている方の場合、電話やメールで連絡をもらいます。
また、お互いの事務所や会社が近い場合、普通にランチやお茶に誘ってもらい、その席で、話が盛り上がったところで、「そういえば、こんな仕事があるんだけど・・・」というように、紹介をもらうこともあります。
他にも、イラストレーター向けの仕事紹介サイトなどに登録しておくと、そこを通して、仕事をもらえることもあります。

2.詳しい要望をもらう
依頼をもらった時点では、詳しい要望は伝えられていません。詳しい場合でも、「何月何日までに、何点のイラストで、1点あたり○○円」という程度です。
例えば「こんな感じの絵柄で」とか「この文章の内容に合うイラストを」などの詳しい要望は、仕事を引き受けた後にもらうことが多くなります。

3.サンプルを送る
いただいた要望に合わせ、サンプルを送ります。この作業は、速ければ速いほどいいです。
サンプルを見るとクライアントが思い描くイメージも、2の段階よりもどんどんリアルになるので、「ここをこうして」という要望が、さらに具体的になり、イラストレーターも作業をしやすくなります。

4.制作に入る
タッチや彩色方法など、あらゆる事柄が決定したら、あとは描くのみです。この段階は、ずっと机に向かいっぱなしになるので、スポーツ選手とは別の「体力」が必要になります。
ずっとパソコンや絵と向かい合っていても、平気である人が、イラストレーターには向いています。

5.修正、追加を行う
作品を全部送った後は、クライアントから修正の要望をもらい修正をします。また、「さらにこういう絵も」と、追加の仕事をもらえることもあります。修正はデジタルデータだと簡単なので、最近のイラストレーターは、ほとんどデジタルで作業をしています。

以上が、イラストレーターの仕事の流れです。これを繰り返していくうちに、実績も能力もつき、どんどんやりがいのあるお仕事をもらえるようになります。